土曜昼チームK

抽選そこそこで、下手の柱裏の席。
この「パーティが始まるよ」公演が見れるのも、あと僅かなのかと思うと感慨深い。とうとうユニットメンバーのシャッフルはせずに、このまま終わってしまうようですね。


妄想として、この曲にはこのメンツで…というのは、Kがスタートしてから、すぐに浮かんでいた。整理しておくと、こんな感じ。


「スカート、ひらり」大島、小野、河西、小林、松原
「クラスメイト」佐藤、上村、野呂、高田
「キスはダメよ」早野、宮澤、秋元
「星の温度」大堀、今井、増田、梅田
(奥さまはお留守番)


見所は人によって様々なので、ご賛同いただけないかも。ただ、こんな編成では、あまりにも当たり前過ぎて、無難でツマラナイとも言える。


オーディションによる人選を含めて、「定番」というか「安全パイ」を捨てて、パターン破りに挑んだ結果がチームKなのだろう。それほど現状のKユニットメンバーは、すごく奇をてらったものに見える。送り手側からすれば「無限の可能性に賭けた」というチャレンジ精神の賜物なんだろうけど、見ている客の側からすると、本当に謎で、真意を計りかねる。そもそも歌っているメンバーたち本人も「なんでだろう?」と、不思議に感じている気がする。


チームAのお下がりを、トレースするのが精一杯で、どうしても「やらされている」という堅苦しさがあり、「やって見せてさえいれば、いいから」とでも言うような、閉塞感が否めない。見ている客からすると、細かいディテールは後回しで構わないから、全体のざっくりしたグルーヴ感、リズムが死なないドライブ感を掴んで欲しい。そこさえ押えてしまえば、あとは自由にやっていい。バンバン規定からハミ出して、あさっての方向へ暴走して行け! その方が面白いんだから。


友人が仮面ライダーに例えて、「技の1号、力の2号」と比較していたけれど、それくらいAとKではテイストが違うものになっている。本当にKの真価が問われるのは、オリジナル曲のレコーディングが進行しているという、新しい3rd公演からになる。ハジけてくれるかどうか、楽しみにしている。