脳内パラダイス

初めてのK、3rd公演。
FCでゲネが当選したんだけど、例によって仕事で見れず。ようやく初「脳パラ」
抽選で干されたけど、椅子席最後列の真ん中に。最初に見るぶんには良いポジションだったかな。


優子がソロ曲で左右いっぱいに移動するから、柱の裏に行くとまったく見えなくなっちゃうけど、全体曲もユニットも概ね一望できた。


まずは第一印象。つらつらと雑感を。


2曲目「脳内パラダイス」はタイトルのインパクトで、危ない歌になるのではと想像してたけど、クイックリーな振り付けが楽しい、元気で爽やかな曲で、片思いの妄想をテーマにした歌詞だった。チームAの2nd公演の曲、「恋のPLAN」の系譜にあたると思う。


しかし、危ない歌?…という期待は、ユニット曲「くるくるぱー」に集約されていた。
バカ田大学付属女子校の皆さんという感じのメンバーたち。ボクの世代だとワハハ本舗モダンチョキチョキズを連想する。古典ロシアSF映画に出てきそうな非常にルナティックな衣装デザインが秀逸だ。王様コスプレでオムツがずり落ちてるみたいな小林が凄い。ドクター中松が発明した灯油ポンプ(醤油チュルチュル)を振りかざして勇ましいが、いちばん腑に落ちない顔をしてる気がする。意外と一番ハマってるのが早野。


早野は自己紹介で今井に遠くから変なツッコミを入れたり、損なキャラになってるので、何処へ行こうとしてるのか心配になる。


「君はペガサス」は王子様というか、ダルタニヤンというか、中世の騎士のようなルックスに目を奪われるけど、歌の内容は「オリビアを聴きながら」のフレーズの「疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの」に通じるような、一方的で盲目な愛の無力さを歌っているようだ。想像上の非リアルな恋愛の崩壊をドラマチックなメロディーに乗せて歌い切ってくれる。これも脳内パラダイスか。


あぁ、他にもいっぱい書きたいけど、このへんで。


とにかく、凄い公演だ。面白い!!
見ると元気になる。